「日ASEANにおけるアジアDX促進事業」に係る企画提案の公募について

　デジタル経済と第４次産業革命の到来によりDX（デジタルトランスフォーメーション）が急激に進むASEAN（東南アジア諸国連合）の状況を踏まえ、2018年8月に開催された日ASEAN経済大臣会合では、「今後の協力の重点」について議論された。具体的には世耕元経済産業大臣から、デジタル経済に対応した「産業の高度化」や中小企業をはじめとする「幅広い主体への裨益」に加え、新たな時代に対応した「ルールの導入・実施の促進」という３つの柱に基づいた「日ASEAN第４次産業革命イニシアティブ」を提案し、大きな期待と歓迎が寄せられた。
　翌2019年9月の日ASEAN経済大臣会合では、日ASEANの双方向での議論により同イニシアティブを加速化する枠組みとして、「４IRダイアログ（Fourth Industrial Revolution Dialogue）」の新設を提案し、同じく大きな期待と歓迎が寄せられた。ダイアログではASEANが抱える経済や社会面での様々な課題の特定と情報交換、デジタルイノベーションを社会に実装する先駆的・象徴的なビジネスの共有、そしてデジタルイノベーションの社会実装を進めるための環境整備について議論していく。
　本事業では、ASEANにおける経済・社会課題を解決し、第４次産業革命に資する先駆的・象徴的なパイロットプロジェクトの支援等を行う。

４．委託事業の内容

　ASEAN 10か国を対象に、ASEANでの経済・社会課題解決を目的として、日本企業等とASEAN企業等の連携によるパイロットプロジェクトを支援する。支援に際しては、パイロットプロジェクトの経費を一部補助することとし、実施業者の公募、審査・採択、フォローアップ、補助金の支給、成果の普及等、業務管理者として必要な事業を実施する。
　その他、事業目的を達成する上で有効な取り組みがある場合には、AMEICC事務局及び経済産業省と協議の上で、必要に応じ実施することとする。

５．本企画競争参加予定表明及び質疑の受付

（１）質疑受付期間
2020年3月18日（水）～3月25日（水）午後3時【必着】

（２）質疑受付場所
下記６．にてE-mailで受け付ける。
ただし、質疑がない場合であっても、3月25日（水）午後3時【必着】までに公募申請書（押印不要）をE-mail添付で送付し、本企画競争への参加の意思表明を行うこと。参加の意思表明をされた方には、質疑の回答を開示するものとする。

なお、公募申請書（押印されたもの）は応募書類と共に必ず別途提出すること。

（３）質疑回答
2020年3月30日（月）午後4時までに、上記の企画競争への参加の意思表明をされた方にE-mailにて回答する。

６．応募書類提出先及び問い合わせ先

〒120-0036 東京都足立区千住仲町 40-11　朝日生命北千住ビル 3F
一般財団法人海外産業人材育成協会（AOTS）
政策推進部　AMEICC事務局支援室　管理業務グループ（担当：名越、上井、野村）

TEL: 03-3888-8213  FAX: 03-6806-1067 

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