（令和４年度補正予算「有志国間の信頼できるサプライチェーンへの参画支援事業」）「持続可能な経済成長実現のためのラオスへの日系企業等の誘致促進に係る調査」に係る企画提案の公募について

メコン川流域の5カ国は、製造業などを中心に日系企業が多く進出しており、今後も日本の企業にとって製造拠点及び市場として有望な投資先であることが見込まれている。そのため、我が国は各国と二国間関係を強化するだけでなく、2009年の日メコン経済大臣会合の設置を契機に、メコン地域との経済関係を面的に強化してきた。

特に来年ASEAN議長国となるラオスは、内陸国であると同時に、他の全てのメコン川流域国と隣接していることから、我が国は、同国との経済関係強化を、メコン地域レベルのインフラ整備などの多国間協力と連携して進めていく必要がある。

そうした中で、来年、各種経済大臣会合の議長を務める予定のマライトーン商工大臣より、日ASEAN経済産業協力委員会（AMEICC）及び東アジア・アセアン経済研究センター（ERIA）に対して、ラオスの比較優位を最大限生かせる産業を育成するための戦略策定への協力要請が寄せられた。

そのため、ラオスへの日系企業の更なる誘致を通じて、メコン地域で日本が関わるビジネスを拡大することで、日ラオスの経済関係強化、及び日メコン協力の深化を達成することを目的とし、ERIAなど関係機関と密接に連携しつつも、同国が重点的に誘致すべき企業等の選定やそうした企業の誘致に必要な政策提言を、比較優位を含むラオスの特性やビジネス環境等に関する調査・分析に基づき行う。

AMEICC事務局を委任された一般財団法人海外産業人材育成協会（AOTS）から委託を受けて、本事業の受託者は、以下の（１）から（２）の業務を実施する。具体的な実施内容、実施方法については、提案によるものとし、AMEICC事務局及び経済産業省通商政策局アジア大洋州課とよく相談をした上で実施すること。

（１）ラオスの優位性を分析等するための基礎調査
（２）企業ヒアリング等を通じた企業の誘致、投資・ビジネス環境改善戦略の策定等

１)    参加意思表明

本企画競争へ参加を希望する場合は、9月28日（木）午後3時【必着】までに公募申請書をE-mail添付で送付して参加意思を表明すること。

２)    質疑

(１)    質疑受付期限：　2023年9月28日（木）午後3時【必着】
(２)    質疑受付方法：　E-mailで受け付ける
(３)    質疑回答：　受け付けた全ての質問については、2023年10月2日（月）午後4時までに、
 　　　　　　　　  公募への参加の意思表明をされた全ての方にE-mailにて開示する。

６．応募書類提出先及び問い合わせ先