使用者のための職場環境改善セミナー

前半はオンラインで2023年7月11日(火)~7月21日(金)、後半は来日で8月21日(月)~8月25日(金)の日程で、「使用者のための職場環境改善コース」(英語名The Program on Occupational Safety and Health Management and Work Environment Improvement)を実施しました。

参加者は、バングラデシュ、カンボジア、エジプト、ガーナ、インド、インドネシア、ラオス、マレーシア、メキシコ、モンゴル、ネパール、パキスタン、フィリピン、南アフリカ、スリランカ、タイ、ベトナムからの合計19名です。

前半のオンラインでは、参加者から自身の職場環境の状況について発表してもらい、講義や見学を通じて課題を確認してもらいました。特に企業見学では、作業現場をオンラインで接続し見学を行うことで、職場環境の課題、改善案等の事例を学びました。また、チェックリストを活用して職場環境について参加者どうしで議論を行い、自社で実践できることは何か、自ら考える機会を多く設けるように工夫しました。

後半の招へいでは、参加者は対面で講義や演習を通じて議論を行うことでより理解を深め、前半で学んだ内容を振り返り、自社の職場環境を評価することができました。

コース終了の際には参加者が自社で実施可能なアクションプランを具体的に策定し、実施後即活動出来るように準備をしました。帰国後の進捗状況報告では、研修で学んだステムを導入したことにより、職場環境が改善され、生産性もあがったとの報告もありました。