グローバル化と管理職者の役割の変化セミナー(パキスタン)

3.グローバル化と管理職者の役割の変化セミナー(パキスタン)

2020年12月21日(月)~12月22日(火)

パキスタンにおいて、2020年12月21日(月)~12月22日(火)の日程で、労使関係と人事労務管理セミナー(英語名 Seminar on Human Resource Management - Case study of Japanese Companies -)を実施しました。

パキスタンではオンラインセミナーの需要が高く、再度のセミナー実施の要望がありました。テーマはパキスタンにおいても避けられない流れであるグローバリゼーションに対応できる管理職人材の育成と労使関係としました。

今回もカラチで会場を借り上げ、感染症対策は万全の態勢で臨みました。参加者は製造業を中心とした27名で、インターネット技術に対応した企業の事例に興味を示していました。さらに大きな関心を集めたのが日本企業では一般的な、労働者のやる気を引き出しその知恵を経営改善に活かす手法でした。労使関係が対立しがちなパキスタンにおいて、この手法はものめずらしく、自分の組織において導入を検討してみたいという参加者の声が聞かれました。

オンラインセミナーでは一方通行の講義になりやすいので、グループディスカッションを繰り返し実施することで参加型の講義となるよう心掛けました。変化の激しいコロナ禍で非常にためになるセミナーだったという参加者からの意見がありました。