使用者団体合同ワークショップ(3国型:カンボジア)

6.使用者団体合同 ワークショップ(3国型)

 2019年1月22日(火)~25日(金)

カンボジアにおいて、2019年1月22日(火)~25日(金)の日程で、使用者団体合同ワークショップ(3国型)(英語名: Workshop of Joint Study on “Globalization and New Technologies - How do globalization and new technologies such as AI and RPA change companies’ competitive environments and the labor markets?-” )を実施しました。

本セミナーは各国の労使関係の問題・課題、最新の労働事情等について情報共有を図ること、また、派遣講師が日本の最新の労使関係事情や労使慣行等を紹介することで、参加者の日本の制度に対する理解を深めること、合わせて参加者間の討論や情報交換を通じて、人的ネットワークの構築を図ることを目的として実施しました。

セミナー当日は18ヵ国19団体・総計36名の方にご参加いただきました。
ワークショップの中で実施したディスカッションでは、4つのテーマ(1. AI、RPAの導入により発生する余剰労働力の取り扱い、2. ICT技術によってもたらされた果実を使用者・労働者でどう配分するべきか、3. ディーセント・ワークに向けた能力開発、4. グローバリゼーションの今後の動きをどう予想するか)に分かれ議論しました。経済規模や文化的背景がことなるものの、第4次産業革命における課題はどの国も同じな様子で、参加者一人一人が熱心に解決策やアクションプランを議論している姿が印象的でした。

また、ワークショップに加え、ネットワーキングレセプションと題した交流会が開催され、参加者を含め、カンボジアの企業から200名以上が集まりました。同会にはカンボジア労働大臣もお越しになり、日本および弊協会への感謝の言葉も述べられ、意義のある会となりました。

参加者の皆さん

ワークショップの様子

労働大臣が出席したネットワーキングレセプションでの集合写真