AOTSのヒト 海外事務所長

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『ジャカルタ事務所があってよかった』と言われることにやりがいを感じ、
成長ど真ん中の国に身をおいていることに面白さを感じています。

 

斎藤 和子

ジャカルタ事務所長
2002年入職

 

入職動機

大学院では自然人類学を専攻、シリア・アレッポ近郊でネアンデルタール人遺跡の発掘に加わったりしていました。悠久の人類史を眺めるのも好きだったのですが、自分が生きている今この時代の人類の活動に主体的に関わるのもいいなと思い、大学の掲示板でたまたま見かけたAOTSに応募しました。合格してから、実家の母が日本語教室のボランティアで長年使用していた教科書がAOTSのものだったことを知り、不思議な縁を感じました。

なおAOTS以前にはプロレス事務所の秘書や主婦雑誌の編集者などの職歴があります。

仕事内容

AOTS事業をインドネシアで実施する最前線の役割を果たしています。具体的には、国庫補助事業での研修や専門家派遣に関するプロモーションやサポート、制度整備事業での各種プロジェクトの実施・サポート、経済連携協定(EPA)に基づくインドネシア人看護師・介護福祉士候補者の送り出し、製造分野特定技能1号評価試験実施などです。AOTSは現地人材育成に関するこれらの事業を着実に実施することによって、オールジャパンによる現地人材育成の一翼を担い、インドネシアにおける日本のプレゼンスを高めることに貢献しています。

やりがいや面白さ

インドネシアは人口世界第4位、平均年齢約30歳、生産年齢人口が全体の7割近くを占め、若者の就職先確保及び人材育成が現地の重要課題です。また、インドネシア国内市場の将来性に、日系企業の投資や進出も増えています。AOTS事業はまさにこれらに貢献するもので、日系企業・現地双方にとって役立てる存在であることは嬉しいことです。情報収集や人脈活用などで『ジャカルタ事務所があってよかった』と言われることにやりがいを感じ、成長ど真ん中の国に身をおいていることに面白さを感じています。

ジャカルタ事務所のスタッフと。

これからの目標

インドネシア語の上達です。赴任後1年半が経過し、日常会話はそれなりにこなせるようになってきましたが、業務的にはまだまだです。目標があったほうが上達するので、インドネシア語技能検定試験を受けようかと考えています。

AOTSの好きなところ

日本では知名度もあまりなく一見地味で控えめでありながら、実は世界中に強固なAOTSネットワークがあり、密度濃く様々な方々と出会えることです。現地企業を訪問して、やたら良くしていただいているな……と感じたら経営幹部がAOTS元研修生の方々だった、などということは枚挙にいとまがありません。また、職員もAOTSによく似ていて(?)一見地味でありながら国際感覚に優れ、語学の達人であったり意外なスキルがあったり偏愛する趣味があったりと様々な人材が混在していて、深く知るほどの面白さがあります。

1日のスケジュール

【午前】

9:00⁻11:00

出勤し、メール処理や電話、書類作成、プロジェクトの詳細確認等。

 

11:00⁻12:00

プロジェクト実施について本部担当者・事務所スタッフとオンライン打合せ。

 

【お昼】

12:00⁻13:00

昼食 ビジネス街なので選択肢は豊富です。外出時には運転手さんと屋台で食べたりもします。

【午後】

13:00⁻16:30

工業団地・日系企業訪問 AOTS補助事業紹介・人材育成について意見交換。

 

16:30⁻18:00

事務所に戻り、スタッフの進捗確認、企業訪問に関する報告等作成。

 

18:00退勤。

可能であれば家族と夕食をとり、家族のその日の出来事をできるだけキャッチアップするようにします。

現地の関係機関関係者との打ち合わせ。

就活生へのメッセージ

こちらで自己紹介すると、非常にしばしば家族のことを訊かれ、夫と子供二人を帯同していると答えると驚かれます。協会そして家族のおかげでインドネシアで働けていることに感謝するとともに、海外でも国内でも、女性が一人の人間として同じ名前で仕事をし続けることが当たり前になるよう、次の世代に少しでも良くして引き継ぐ責務があると考えています。AOTSはチャンスをくれる職場です。新しく仲間になる皆さんと、悩みや葛藤含めて経験を分かち合いながら「共に生き、共に成長していく」ことを楽しみにしています。

元EPA看護師候補者とインドネシアで偶然再会。

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