専門家の声 インドネシア(ブカシ)

松本 薫 専門家
インドネシア(ブカシ)
派遣期間:2017年7月~2018年3月
指導内容:製造設備における設計に関する指導

指導先企業での私の役割

私は指導先企業の「設備・冶具の設計製作」での設計部署を技術指導を行っておりました。

設計部署には、管理者2名、制御設計2名、冶具設計8名、専用機設計4名の計14名の技術者がおります。技術指導は、全員対象の教育、図面の検図による指導が主でした。

技術者は、まじめな性格で、その場で指導したことや、依頼したことはすぐ対応できました。ただ、国民性なのかはわかりませんが、全般的にすぐ忘れるのが得意(?)です。その点が分かった時点で、忍耐強くコツコツ教えることが重要なポイントでした。教育も数回開催したテーマを繰り返し行わないと、結果として出てこないです。また今回気付いたことは、自ら言わせてやらせないと、やらされ感で身につかない。次の機会があれば、自ずと実行する方法で指導育成するよう心掛けたいと思います。

赴任国でのお気に入り

指導先の会社は毎週金曜日には現地スタッフも日本人スタッフもバティック(正装服)を着ます。(全員ではないですがほとんど着ます。)私も2枚ほど買いました。きれいな柄で合わせ部もきっちりあってなかなかいいものですよ。こちらに来られる機会があれば是非お勧めします。

バティック

休日の過ごし方

私の休日は、土曜日は約2時間前後ホテルの近くを散策を兼ねてウォーキングでした。街(滞在地チカラン)の雰囲気は道路のでこぼこを除けばいいですよ!(必ず下を確認して歩いてください)

場所によってはハワイの雰囲気を感じるところがあり、雰囲気はいいです。今3月(執筆当時)は雨期(11月から3月末までかな…)なので、毎日どこかで必ず雨が降っております。南国独特のスコールです。スコールの後は涼しいのでそれはそれでいいかもです。

現地の街並み

スタッフのみなさん

当寄稿は2018年6月20日発行の「AOTSメールマガジン No.87」で配信されました。